結綿は江戸時代後期の未婚女性の髪形。

「つぶし島田」という髷の根の低い島田髷の一種に手絡をかけたもの。

名前は真綿束ねたものに似ることから。

現在でも二月の節分行事「おばけ」で京都の舞妓たちが結い変える人気の髷のひとつでもある。

島田の髷を結わえる元結の上に赤い鹿の子の手絡を結びつけ、平打ち簪や花簪、飾り櫛などで少女らしく華やかに装う。

結い方島田髷の基本とはそう大きく変わらない。

まず前髪をふっくらと、心持ち張り出しながら布紐でまとめて後ろにやる。

鬢は自然に丸みを帯びて張り出させ後ろ髪を後頭部で高く一つ括りにし、前に一度折り返す。

そのままもう一度後ろに折り返して元結をかけ、手絡を上からくくりつける。

「たぼ」は張り出さずに自然にまとめる。

全体的にやわらかい丸みを帯びた、いかにも京の町娘らしいかわいらしい印象の髷になる。
update:2010年03月21日